ありがとう。
2021.9.12
我が家の愛犬、チャオが天国へ旅立ちました。
16年と7ヶ月。
よく生きたね。よくがんばったね。
とにかく元気でいつも散歩連れてけって。リードしまってる引き出し引くだけでケージで左右に飛び跳ねて、誰かが冷蔵庫に近づくだけで牛乳くれると思って喜んで。
そんなキミも最近は目も耳も悪くなって、歩くのも大変そうで、抱っこされるのもしんどそうにしてたね。
自分が中学生になった頃、家にやってきた。
小っちゃくて動いててあったかくて。
あっという間に時間が過ぎたなぁ。本当にいろんなことがあった。
生き物だからいつかは別れの日が来る。
エルサルに派遣される時にもう会えなくなるのを覚悟してた。
スペインに行くときももう会えなくなるのを覚悟してた。
いろんなところを転々としてたからいつ会えなくなるか分からないから、最後の時に一緒にいられないんだろうなって思ってた。
もしかしたら、自分が帰ってくるのを、家族が全員揃う時まで待っていてくれたのかもしれないね。
どれだけ家族を癒やしてくれただろう。
どれだけ家族をつなぎ守ってくれただろう。
家族全員伝えきれないくらい感謝してる。
キミはウチに来て良かったと思ってくれていたかな。そうだったら嬉しい。
忘れない。
キミのこと。
家族の中で一番最初にお腹を見せてくれたこと。
別れは何回経験しても、その悲しさには慣れない。一生慣れることはないのかもしれない。
だからこそ最後の日にその出会いが幸せだったことを思い出せますように。
チャオはイタリア語の挨拶。そしてスペイン語で「またね」の意味。
「さよなら」じゃない。
めちゃくちゃ思い出話持ってくからゆっくり気長に待っててよ。
絶対また見つけてあげるから。
ありがとう。
またいつか会いたいね。
ゆっくり休んで。
本当にありがとう。
Chao.