のぶろぐ | スペインで野球ときどきベースボール

サッカーの国スペインのバレンシアで野球をしながらスペインの日常を記す冒険の書(2020年3月に日本に帰国)

バイバイ。20代。

みなさん、こんにちは。

お久しぶりです。どんな書き出しにすればいいか分からないくなってしまったくらい久しぶりですね!

明日で30歳になる淺沼です。

しばらくブログは書かないつもりでしたが、20代も終わるということで、10年の振り返りの意味も含め、今の気持ちを書いてみました。

読んでやってもいいよという方は、ながら程度でもいいので最後まで目を通していただけると嬉しいです。

10年

どこまでも強く太くぶれない"真っ直ぐ"を貫いた20代前半。

ぶれない真っ直ぐだけだと簡単に折れてしまうことを知り、信念を"一点"に留めどこまでもやわらかく受け入れられる心持ちを意識した20代後半。

思考も行動の源も前半と後半では180度変わったと思います。


マイノリティでいる不安を感じながらも"生きる"を体感した20代前半。

マジョリティでいる安心感を感じながらも高い高い"平均"と少しの余白も許されない自己責任の中で生きる苦しさとみんなのすごさを実感した20代後半。


10年前の自分に会うならどんな声をかけるかも考えたりする。

"やめたほういいよ。"

"その道はさみしいぞ。"

"意味ないよ。"

それとも、

"そのまま行け!"

かな。


後悔も喜びも挫折も充実感もこれ以上ないってくらい味わった10年間。

きっと幸せなことだったんだろうな。

この道を歩いてきて良かったのかなと何度自問自答もしたことか。

それでもあの高校を選んで、あの大学を選んで、新卒であの道を選んで、あの夢を叶えて、あの挫折を知って、あの一筋の光が見えて、今に至る。

どれひとつ、誰一人欠けてたら全く別の人生だっただろうなって思います。


そして、今思い返すとこの10年の前半は喜びを受け入れるのがずいぶん下手くそだったなと思います。

感情を出すのも上手くできなかった気もする。

いろんな人を嫌な気持ちにもさせたね。

それでもたくさんの出会いや別れ、経験が少しずつ自分の心をやわらかくしてくれたとも思います。


怒りは怒りで返さない。

悲しみは広げない。

喜びは躊躇わない。

幸せは独り占めしない。


もうみんなは見えないところまで遠くに行ってしまった気もする。

というより自分が別の方向に走ってきてしまった感じ。

もうどんなに走っても追いつけないくらい。

どこにいることが、なにをすることが自分にとって誰かにとって一番いいんだろうね。

相変わらずそれを見つけることができないままこのブログを書いています。


自分もみんなも暮らしも社会も日本も世界も目まぐるしく変わったように感じる10年。この先の10年も考えられないくらい変わっていくんだと思う。

どんな世界になってるかな。

車が空を飛んでるかな。

仮想空間の中で生活してるかな。

平和かな。


十万馬力に憧れた子ども達が今の社会の基盤をつくり、

竜の王に奪われた世界を取り戻すために勇者になって1人冒険に出た子ども達が社会を支えて、

151匹に無限大の夢を見た子ども達が子どもを育てる親になって、

あっという間に次の世代へとバトンをつなぐように。

そんな中でも"大切"の根本はきっと変わらないだろうから、お金持ちじゃなくてもイケメンじゃなくてもそこに気づけるようにだけいたいな。


今までもこれからも誰もやらないことをやりたいわけじゃなくて、自分だからできることを続けていきたいなって思います。

最近はやりたいことよりやってはいけないことを探してしまってる気もするね。

どんな未来や出来事が待っていても、今まで通り凹んだり喜んだり苦しんだり上手く諦めたりしながら一歩一歩進めたらなって思います。

またいつかみんなと会えた時に笑って話ができるように。

輝いていたいね。

輝いていようね。

ありがとう。20代。

バイバイ。夢のような20代。


30代、よろしくどうぞ。

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2021

みなさん、こんにちは。

お久しぶりです!

元気にしてますか?

 

2021年もそろそろ終わってしまいますね!

今年はみなさんにとってどのような年だったでしょうか?

そんなことを思いながら、読んでいただければ嬉しいです。

それではお付き合いください。

 

挫折と今

2021年は、自分にとって大きな挫折と大きな転機、小さな希望を感じた1年になりました。

関東に出て岩手に戻り、ヨーロッパを周り、今現在は宮城にいます。

毎年そうだけど、今年は特に激動の1年だったと思います。


そんな激動の1年でしたが、今年の前半は挫折の期間でした。

いろんな失敗や挫折。

どんなに頑張っても上手くいかず、全て物事が裏目に出た期間。心と身体もうまく動かなくなり、いろんな人に迷惑をかけた期間でもありました。

少し前の自分を羨ましく、そしてどこか遠い国の別の人だったんじゃないかと思うことも何度もありました。

"今まで自分がやってきたことは意味がなかったんじゃないか"

"ただの自己満足だったんじゃないか"

そう思いながら日本にいる時間を過ごしたりもしました…

それでも、そんなことを考えてしまう時に、ほんの少し前のほんの少し強い思いをもって関わってきた人達や子ども達から励ましをもらったり…そしてその一言一言にあたたかさや勇気を感じたり…

改めて、人の幸せは自分の心と体が健康じゃないと願えないと感じました。

 

…思えば、世界を平和にしたいと願って参加を決めた青年海外協力隊

そのために小さな世界から外の世界を広く広く見ようとした大学時代。

そして自分達が生きている間に差別も犯罪も争いも絶対に絶対に絶対に無くならないと実感したエルサルバドルでの2年間。

だからこそ身の回りの人を大切にしようとした協力隊後の4年間。外の世界から小さな世界、手の届く範囲の人や物事を大切にしようとした4年間。

特にこの4年間は、次の世代を担う子ども達に、今までブログで書いてきたようなことを自分なりに伝えるためにやってきた期間でもありました。

協力隊時代の無力さと世界平和を諦めた"ごめんなさい"の気持ちを込めて。

そんなことを思いながらそれぞれの時間を過ごしてきました。


最近、幸いなことに新しい仕事に就くことができ、いろんな分野でたくさんの自分とは違う経験をしてきた人達と話すことも多く、1人の方がある日の何気ない会話の中でこう言ってくれました。

「世界を平和にとか大きな目標ももちろん大切。間違いなく。でも周りの人たちを大切にすることが確実にできること。そしてその輪は広げていくことができる。」

世界を本気で平和にしたくて協力隊に参加し、絶対世界平和は無理だと実感した。そして、だからこそ出来ることが小さくても力が無くても自分の周りの人を大切にしようと思って生きてきた。

そんな中で、"その輪は広げられる"と言われて今までの想いが報われた気がしました。


ずっと前に『僕は世界を変えることができない』というブログを書きました。

協力隊での2年間を終えた当時に感じたことは、

「個人個人がそれぞれの幸福を感じることで、世界全体への幸福に近づいていく」

そう思ってやってきました。

そして、その上でこれからの自分ができること、していきたいことは、"その輪を広げていく"こと。たとえ数ミリの世界でも。


"自分が想いをもって誰かに何かを伝えてきて、自分がしんどくなってしまった時にその人達が倍にして想いを与えてくれた"

そんなことを感じた1年でした。

相変わらずいつまでたっても出来ないけど、いつ出来るかも分からないけど、いつか自分がもらった"それ"を何倍にもして、他の人が苦しい時に支えてあげられるきっかけになれればと思います。

そうやってその輪を広げていくことで、世界は平和になっていくんじゃないかと今は思います。

 

そんなことを感じた2021年でした。

またいつもと同じような内容になってしまいましたね…

でもやっぱりこういう風に感じたことや思ったことを文字にすると気持ちの整理ができます。


来年は20代最後の年。

どんな1年になるか、

どんな未来が待っているか、

どこにいるか分からないけど、

失敗も嬉しいことも、

相変わらず書いてる内容の意味が分からないと思われそうなことも、

なるべく隠さずここに残していけたらいいなと思います。

 

怒りは怒りで返さない。

悲しみは広げない。

喜びはためらわない。

幸せは独り占めしない。


よろしくどうぞ。

 

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ありがとう。

2021.9.12

我が家の愛犬、チャオが天国へ旅立ちました。

16年と7ヶ月。

よく生きたね。よくがんばったね。

とにかく元気でいつも散歩連れてけって。リードしまってる引き出し引くだけでケージで左右に飛び跳ねて、誰かが冷蔵庫に近づくだけで牛乳くれると思って喜んで。

そんなキミも最近は目も耳も悪くなって、歩くのも大変そうで、抱っこされるのもしんどそうにしてたね。

 

自分が中学生になった頃、家にやってきた。

小っちゃくて動いててあったかくて。

あっという間に時間が過ぎたなぁ。本当にいろんなことがあった。

生き物だからいつかは別れの日が来る。

エルサルに派遣される時にもう会えなくなるのを覚悟してた。

スペインに行くときももう会えなくなるのを覚悟してた。

いろんなところを転々としてたからいつ会えなくなるか分からないから、最後の時に一緒にいられないんだろうなって思ってた。

もしかしたら、自分が帰ってくるのを、家族が全員揃う時まで待っていてくれたのかもしれないね。

 

どれだけ家族を癒やしてくれただろう。
どれだけ家族をつなぎ守ってくれただろう。

家族全員伝えきれないくらい感謝してる。

キミはウチに来て良かったと思ってくれていたかな。そうだったら嬉しい。

忘れない。

キミのこと。

家族の中で一番最初にお腹を見せてくれたこと。


別れは何回経験しても、その悲しさには慣れない。一生慣れることはないのかもしれない。

だからこそ最後の日にその出会いが幸せだったことを思い出せますように。


チャオはイタリア語の挨拶。そしてスペイン語で「またね」の意味。

「さよなら」じゃない。

めちゃくちゃ思い出話持ってくからゆっくり気長に待っててよ。

絶対また見つけてあげるから。


ありがとう。

またいつか会いたいね。

ゆっくり休んで。

本当にありがとう。

Chao.

 

 

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無題

どうも、こんにちは。

淺沼です。

何回やっても、ブログを更新する前は緊張してしまいますね。


さて、だいぶご無沙汰してしまいました。

みなさんお元気ですか?

お変わりないですか?

 
自分はいろいろありまして、現在岩手に戻ってきています。

今回はそのことについて少しお話できればと思います。


自分は今年の4月から、子ども達の自立を支援する仕事に就きました。

親の死別、貧困、虐待などさまざまな理由で家庭から離れる必要のある子ども達を保護し支援する。

そんな仕事です。

 
子ども達と一緒に“あまりまえ”の時間を過ごしながら自立への支援をしていく。話したり、笑ったり、ご飯を作ったり、勉強を教えたり。

自分自身もやりがいを感じていました。

子ども達が少しずつ心を開いてくれる瞬間。

できなかったことができるようになる瞬間。

未来への可能性を感じる瞬間。

たくさんありました。


一方、支援として求められることも高く、行政や関係各所との連携も必須。

全くの新しい分野。心理学、対応力、応用力など瞬間的な判断が命やその後に大きく影響することも。

正解がない、分からない中で最適解を選んでいくことの難しさもやりがいを感じると共に痛感していました。


そしてある日…

体に力が入らなくなる。

体が動かない。

吐き気で夜中に目が覚める。

毎朝シーツがびしょびしょになるくらいの寝汗。

反骨心丸出しの音楽どころか音楽すら受けつけない。

精神的に走れない。

ずっと続けてきた習慣がある日からできなくなる。

そういう状態が続きました。

おかしい。でもこんなの当たり前。みんなそうだ。

そう思う度、さらに悪循環。

 


何度も悩んで何度も相談を重ねた結果、

職場に退職を伝えました。


まさに完敗。

 
そんな中でも、子ども達と過ごす時間は本当に幸せでした。

この子達のために尽くしたい。自分と出会ったことで、少しでも一歩踏み出す勇気になってほしいと思った。

自分の話に目を輝かせてくれたり、悩みを相談してくれたり、それと同じくらい自分も助けられたり。

児童福祉の専門でもなく、心理に特質してるわけでもない、どこから来たのか分からない自分の名前を呼んでくれること、冗談を言い合えること、一瞬一瞬を笑い合えること。幸せでした。

 
他の職員や子ども達に迷惑をかけたくないという気持ちから勝手に壁やプレッシャーを作り、あっという間に抱えきれなくなっていました。

ここが自分の悪い所ですね。


日頃から声をかけていただいていた理事と話すと、ボロボロと涙が止まらなくなりました。

「弱い」「申し訳ない」「何もできない」「すみません」

心で唱える。

それと同時に、「あぁ…まだ感情がある」という安心感も溢れたのが分かりました。


その後、小一時間部屋で放心すると、

体が軽い。

外の空気の匂いがする。

ご飯の味がする。

表情筋が動いているのが分かる。

そんな感じでした。

 


正直、この決断をすることと、この記事を書くことは相当迷いました。

器用じゃないから、その分、続けることで物事にしがみついてきた自分。

5年かけて自分なりに歩んできた分、次の5年はどんなに苦しくても地に足つけて、勉強させてもらおうと決めていたのに。たったこの期間でのこの結果。

「かっこ悪い」「情けない」「根性なし」「アイツ、終わったな」

自分でもそう思うし、そう思われるのが怖かったのもありました。


でも、このままだと多分一生隠しながら隠れながら生きていく。罪悪感や後悔を感じながら生きていく。

この悔しさの意味まで誤魔化してしまう。

この期間、そして子ども達との時間すら無かったことにしてしまうような気がしました。

そう思い、恥ずかしながら文字に起こしてみました。


そして自分がこのことを受け入れ、新たに踏み出すためにできることは、この出来事やこの気持ちを包み隠さず記すことなんじゃないかと思いました。

 
このことは多分、いや、間違いなく今後に良い方向に作用することはないでしょう。

でも、だからこそ出来ることもあるかもしれない。ないかもしれない。

それでも人生は続く。

 


頑張れなくて、ごめんなさい。

第二章 Life-size

みなさん、お久しぶりです!

元気にしてますか?

 

昨年9月にブログを一旦お休みしてからずいぶん経ちました。

3月3日でスペインから帰国して1年が経ちます。1年って本当にあっという間です。

この1年間、自分はスペイン語を勉強しつつ、たまに近隣の学校などでお話をさせていただきながら次の進路決定に集中していました。

この1年、次の進路についてずいぶん悩みました。スペイン語を使った仕事をしたいと思ったりスポーツにも携わりたいと思ったり...今まで関わった国と日本を繋げてみたいと思ったり...


いろいろ悩みましたが、それでもやっぱり自分は子ども達と関わりたい。

そしてこんな自分の経験を必要としてくれる所とご縁もあり、いろんな境遇の中で生きる子ども達を一番近い所でサポートしていくことができそうです。生まれの環境や境遇、10代の失敗で人生は決まらない。こんな自分でもいろいろできたから、みんなならもっと簡単にもっとすごいことができる。今まで通りそれを伝えて、それを感じられる環境を作っていければと思います。


良くも悪くも準備に徹した一年。いろんなことを感じました。

「やっぱり日本っていいなぁ」「日本食最高!」「あ~こんな感じだから自分は海外目指したんだったなぁ」「すみませんって何回言ってるんだろう...」etc.

そしてみんなが見えないくらい遠くにいること。追いつけるかな。

遠回りしてだいぶ遅くなったけど、遠回りしたからこそ伝えられることもあるんじゃないかとも思います。
今まで作ってきた樹形図を今後はサポートする立場で。どこまでできるか分かりません。

それでもこの地球に生きる先輩として子ども達の未来を守っていくのは自分たち大人。より住みやすい環境を整え、平和で安心して暮らしていける世の中を作り後世に残す。胸を張って次の世代にバトンタッチをできるようやっていければと思います。

 

と意気込んでみましたが、エルサルバドルやスペインに行く時の100倍ビビってます。

茨城に移るので納豆食べまくります。

関東の皆さん、仲良くしてくださいね!

 

なかなか以前みたいに月1とかでブログを更新できないと思いますが、今後も緩くマイペースに着飾らずに、より等身大にやっていこうと思います。

これからもよろしくどうぞ。

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答え合わせ

みなさん、こんにちは!淺沼です!

突然ですがブログを一旦終了しようと思います。

今回はこのことについて書いていきます。

長くなりますが最後まで読んでいただければと思います。

 
1年と少しの間、海外や野球、そしてそれと関わる自分についていろいろ書かせてもらいました。

見てもらったりコメントもらったり、いいねをつけてくれたりして本当に嬉しかったです。

本当はまだまだ書きたいことがあるのですが、いろいろと思うこともあるので一回休憩しようかなと思います。

もちろんこのまま書き続けてもいいのですが、協力隊になってから5年が経ち、ワーホリが終わって日本に帰国して半年くらい経つということもあり、それらのことを振り返ることが多く、このままだとここ数年の経験にしがみついて手放せない感じがどうしてもあって「過去の栄光」じゃないですけど、自分にとっては奇跡的な数年間でもあったので、そこにすがって次に進めないかなとも感じていたので。

嫌になったとか飽きたとかではないのでそこは安心してください。

それに、やっぱりブログを書くなら現在進行形で何かにチャレンジしながら書く方が説得力もあると思うし!

 
今までブログを書いてきた中で、自分がどういう気持ちで青年海外協力隊やスペインワーホリに挑戦したか、そしてボランティアでの野球チームのお手伝いをさせてもらったかを書けたと思っているし、それを今現在どういう気持ちで受け止めているかも書けたかなとも思っています。

その中でも一貫して自分が伝えたかったことは「こんな自分でもできたんだから、みなさんならもっと簡単にいろんなことに挑戦できる。そしてもっと凄い成果を残せる。だから少しでも何かに挑戦したい気持ちや憧れがあれば迷わずに一歩踏み出して欲しい」ということです。

なのでやってください!笑

もちろん自分がお手伝いできることがあれば、できる範囲で応えたいとも思っているのでDMでも何でも連絡してもらえれば嬉しいです。

次はみんなの番です!

自分も次の目標があるのでそれに向けて進んでいきますが、ひとまず自分が自分を通して数年かけて伝えたかったことのほとんどは達成できたかなと思ってます。

あとは直接会ってお話ししましょう!!!

 
このブログを始める時に、青年海外協力隊についてや海外の魅力とかオススメの場所、グルメ、ワーホリ申請の方法なども書きたいと思ったこともあるのですが、そういうことは自分よりはるかにうまく書ける人がたくさんいるし、その人たちの書いたものの方が間違いなく良いと思ったので自分はあんまり書きませんでした。

それよりも自分が書くからこそ意味があるようなことを書いた方が自分がブログをする意味があると思い、それを目的に設定しました。

なので「のぶが今までやってきたことのlog(記録)」をもじって「のぶろぐ」というブログタイトルをつけました。

そういう意味でも、このブログは学生時代や協力隊訓練生時代から自分のことを知っている人に特に見てもらいたいと思いながらやってました。どれほど自分が野球が上手くなく、何か秀でているものもなく、語学もダメダメだったかを知っていると思うので。もちろんワーホリや社会人時代を通じて自分と知り合って見てくれた方にも感謝しています。

 
カッコつけてこう書いてきましたが、自分がブログを書いたことで目に見えて何かが変わったとは思ってません。大したことやってきたとも思ってません。

でもブログを見てもらうことで「俺でもできそうじゃね?」「私も何とかなりそう」「あいつでも出来るならやってみようかな」ってほんの少しでも感じてくれる方が1人でもいれば自分がブログをやった意味はあったのかなと思います。

 


大学までの時間とここ5年の経験を通じて思うことは、10代や20代前半の環境、境遇や上手くいかなかったことで人生は決まらない。ただでさえ生きているだけで苦しいこと死にたくなること、特に日本だと理不尽なことがたくさんあるけど、そういうことが少ない場所が確かにあるし逃げられるなら逃げていい。そして一人ひとりのことを必要としてくれる場所が絶対ある。

だから理不尽なことから逃げていい。

自分に合う場所を探していい。

そして先天的に決まっていること、その時のその人の力でどうしようもないことで嘲笑われない環境を自分ができる範囲でつくっていくいくことができる。証明というか表現というかそういうことができるということ。

 
9割くらいうまくいかなかったけど、「協力隊に合格しました!」「淺沼さんがチームに来てから野球がすごく楽しくなりました。」「ワーホリ、留学に憧れてます!」という声やメッセージを受け取る度にここ数年自分がやってきたこと、目指してきたものは間違いではなかったのかな〜って思うようになりました。少しずつ誰かに伝わっていったのかなと感じるようになりました。

そういうある種「一歩踏み出す樹形図」「勇気の樹形図」の根元になれたのかなって思います。あとはそれをどんどんプラスの方向にこの樹形図を広げていってほしいな〜っても思ってます。余談ですが「伸茂」という自分の名前も、一本の木が伸びて少しずつ枝や葉が生い茂っていくようにという意味らしいので、まぁ自分らしいといえば自分らしいことができたのかなと。自己満でしたけどね!


でもこれからもそういう環境を作っていけるよう自分ができることをやっていくつもりです。

その結果、それぞれの人が何か行動した結果、真面目に頑張る人たちが報われ、その人たちを取り巻く物事が少しでもいい方向に向かうことが自分が1番叶えたいことなのかもしれません。

 
この5年間の答えが合っているかは分かりません。おそらく正解ではないでしょう。でも間違ってはないような気もします。途中の式もぐちゃぐちゃで答えまでの過程が訳わからない酷い回答欄だと思います。

でもこうして答えまで書ききれたのは紛れもなく関わってくれたみなさんのおかげです。本当に!

 
ずるいヤツが笑う世界。それでも少しずつでもいい方向に物事が向かっていきますように。


たった一滴の水がやがて大河に変わるように。

 
というわけで、みなさん。

今まで見てくれて本当にありがとうございました。

よろしくどうぞ。

 


淺沼伸茂

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UVERworld『一滴の影響』をスペイン語訳

皆さんこんにちは、淺沼です!

前回に引き続き、スペイン語訳編です!

今回はUVERworldの『一滴の影響』をスペイン語にしてみました。

本来はスペイン語の曲を日本語にする方が良いのかもしれませんが、この曲もとても好きな曲なのでやってみました。

 

協力隊時代、いろいろ重なって動けなくなっていた頃に救われた曲です。

自分が2017年1月にもFacebookで投稿した「許す」こと。それがテーマの曲です。

「許す」という言葉は「ゆるます(緩ます)」から来ていて、相手や自分自身を縛らずに緩めてあげることが「許す」の語源の一つと言われています。

当時活動が自分の思うように進まず、成果と目標、現実の間で途方に暮れていた時によく聴いていました。

誰のせいでもないことを自分のせいにして今日も君は生きている

この曲を聴いていろんなことに対して「許す」ことや前向きな意味で「諦める」ことができました。そしてこれらができ始めてから、心も軽くなり不思議なことに活動も前に進み始めました。

そしてこの「許す」こと「正しく諦める」ことが協力隊に参加して得た大きな財産の一つ。

コロナ禍で大切な予定が潰れてしまったり、予定が狂ってしまったり。そういうどうしようもないことが起こり落とし所のない悲しさやモヤモヤを持つ人も多いと思います。そんな人にも少なからず響くのではないでしょうか。

最近は走る時にこの曲を一曲リピートで走ったりしてます。まだまだ梅雨っぽい天気なので雨の中この曲を聴きながら走ると、走り終わった後ものすごくスッキリします!笑


UVERworld 『一滴の影響 -ダブル・ライフ-』

一滴の影響スペイン語

許せば進めるし 恨みは立ち止まらす

Al perdonar, podorás seguir. El rencor te detendrá.

あれは僕のせいにしな それも僕のせいにしてよ

Cúlpame aquello, échame esa culpa también.

君をずっと立ち止めるその全てと

Todo lo que siempre te detiene y

僕以外を許して進んで行きなよ 

perdona todo excepto a mí y sigue adelante.

生涯枯れることのない花と名付けても

Incluso si nombras una flor como inmarchitable,

生涯枯れることのない花になることはない

no se convertirá en una flor que nunca se marchite.

真面目に生きていればいつか報われる

"Si vivo honestamente, algún día seré recompensado."

そうやって言い切ってしまえばそれは嘘になる 

Pero si lo digo así, se convertirá en una mentira.

身に起こるその数十パーセント自業自得でも

Incluso si somos responsables por las decenas porcentales de las cosas que nos pasan,

残りの数パーセント誰のせいでもないその不平等を

el porcentaje restante es una desigualdad que no es culpa de nadie...

許せば進めるし

Si lo puedes perdonar podrás seguir,

恨みは立ち止まらす 

El rencor te detendrá.

あれは僕のせいにしな それも僕のせいにしてよ

Cúlpame aquello, échame esa culpa también.

僕以外を許して進んで行きなよ 

Perdona todo excepto a mí y sigue adelante.

君自身のことも許してあげてよ 

También perdona a ti mismo.

満たされすぎてるか 全く足りないか 

¿Estás demasiado satisfecho? o ¿estás falto del todo?

どちらにせよ幸か不幸かは感じ方次第 

En cualquier caso, felicidad o infelicidad, depende de que como te sientas.

バタフライ 蝶が羽ばたく裏で起こす台風 

El aleteo de las alas de una mariposa crea un tifón en otro lado del mundo.

一滴の潮騒が彼方を闇に包む 

El oleaje rumoroso de la una gota cubre más allá en la osculidad.

罪と罰が問えないもの 

Lo que no pueden exigir el crimen y castigo.

生きることは傷つくこと 

El vivir es ser lastimado.

誰もが幸せになれるなんて思っちゃいないけど 

No creo que todos puedan alcanzar la felicidad...

一番生きないことはさ 自分はダメだと思うこと

Lo peor que puedes hacer es creer que eres inútil.

誰のせいでもないことを自分のせいにして 今日も君は生きている 

Todavía vives cada día culpando a las cosas que no son culpa de nadie en ti mismo.

人の涙を見ても何も感じなくなってきたのは 

La razón por la que ya no sientes nada al ver las lágrimas de otros,

自分の心を殺すのが上手過ぎる悲しいサインだよ 

es una señal triste de que ahogas bien el sentimiento.

真面目に生きていればいつか報われる 

"Si vivo honestamente, algún día seré recompensado."

そうやって言い切ってしまえばそれは嘘になる 

pero si lo digo así, se convertirá en una mentira.

身に起こるその数十パーセント 自業自得でも 

Incluso si somos responsables por decenas de porcentaje de las cosas que nos pasan.

残りの数パーセント 誰のせいでもない不平等 

el porcentaje restante es una desigualdad que no es culpa de nadie...

一番いけないことはさ 自分はダメだと思うこと 

Lo peor que puedes hacer es creer que eres inútil.

誰のせいでもないことを自分のせいにしないで

No te culpes a ti mismo por cosas que no son culpa de nadie.

立ち止まらないで 

No te detengas.

ずるい奴が笑う世界 

"Sólo los astutos tienen derecho a sonreír en este mundo."

そう言いながら物事がゆっくりでも良い方に進むと信じ今日も 

pero a pesar de decir eso, todavía crees que el mundo se dirige en la dirección correcta aunque sea lento.

正しく生きようとする 

y hoy también sigues tratando de vivir honestamente.

君は素敵だよ 

Eres maravilloso.

そんな自分を君も愛してあげてよ 

Así que ama a ti mismo también y sigue adelante.

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