帰国
どうも、淺沼です。
いつもブログを見ていただき本当にありがとうございます!
自分は先日、スペインワーホリを終えて日本に帰国しました。
今回は日本に帰国し数日経って感じたことを紹介したいと思います。
それではいきましょう。
ワーホリ始めと終わりの心境
以前、自分がワーホリする目的を記事にしました。
asanumanobushige.hatenablog.com
①海外での生活を体験したい
②海外で生活しながら野球を続けたい
③スペインの各地を観光したい
大きく分けてこの三つです。
しかしスペインでワーホリを始めた直後は、生活を安定させるために一杯いっぱいで全然スペインでワーホリをしている実感はありませんでした。日本出国前にAirbnbで契約していた家の期限も迫っていたけど次の家の候補もない。毎日不動産に相談しに行ってもなかなかいい物件が見つからない。そしてたくさん予算があるわけではなかったので仕事も見つけなきゃいけない。体調も崩していました。最初はなかなか厳しい状況が続いていました。その時の寂しさと辛さは今も覚えています。でも現地で仕事を見つけることができてからは少しずつ生活も心も安定していきました。その結果、野球もできたし観光もたくさんできました。もし仕事を見つけることができなかったら、カッコ悪いけど一ヵ月とか三ヵ月とか観光でもして帰ろうかなとも思っていました。だからまるまる一年間スペインにいることができたことは、ワーホリ当初の心細さを思えばめちゃくちゃ奇跡的で幸せな期間だったなと思います。
慣れ・習慣
スペイン バレンシアでまるまる一年生活できたことは本当に奇跡だと思うし、周りの人の支えがなかったら間違いなくできませんでした。ヨーロッパの街並みの中で生活しワクワクしながら毎日を過ごすこともできました。しかし次第にその生活に慣れてきて最初にスペインに訪れた時のドキドキワクワクキラキラしていた気持ちに少しずつ慣れてしまい、日常を過ごしていくということに関しては日本にいてもスペインにいてもどこにいても変わらないんじゃないかって感じるようになりました。決してつまらなくなったとか飽きてしまったとかではないです。うまく表現できませんが、慣れてしまったということなのでしょか。
日本に帰国して感じたこと
ある種スペインに慣れていき、日常を過ごすのは世界のどこにいても変わらないと感じてきた自分でも、日本に到着して感じたことはいくつかありました。
・なんかコミュニケーションが難しい
日本に帰国して役所の受付とか飲食店の店員さんとのコミュニケーションがなんだか難しく感じます。距離感というかなんというか...スペインでは基本的にお店に入るときや受付の人に話しかけるときは、ちょっとニコッとして「Hola!(やあ)」と言うのが割とあたりまえです。お店に入店する時は用がなくても店員さんに「Hola!」とあいさつするので、それに慣れると日本ではどう距離を縮めながら話しかけていいかなんとなく難しいです。(よくスペインの観光地のお店に行くと「日本人は幽霊のようにお店に入ってきて、幽霊のようにお店から出ていくね」と言われます。笑)
・とにかく便利
日本に着いてバスや電車、お店などたくさんの場所が丸一日いろんなことに対応していてとても便利だと思いました。スペインではお店やスーパーが日曜日はやっていないことが多く、土曜日も午前だけやっているという感じです(下手したら閉まっている)。市役所や銀行は昼過ぎで閉まったり、昼休憩で12:00~14:00頃まで閉まるお店も多いです。帰国して公的手続きをするために地元の市役所の受付時間を調べたら一日中受付をしていてびっくりしました。笑
これは日本の良いところだと思うのですが、少し便利過ぎるのかなと自分は思います。お店が土日やってなくても、昼休憩で閉まっていても、なんだかんだ生活できるしその生活にも慣れると思います。むしろ少し不便でも、その不便があることで心身が健康になれる人がどれだけいるのかを考えると、一回土日完全休業やシエスタ文化を取り入れてみてもいいのではないかとも思います。
・バレンシアの青空が恋しい
日本に帰国して曇りの日が続いています(季節的にしょうがない)。晴れていても雲が多かったり、曇ったり晴れたりが何回も繰り返すなど。季節柄雲が多くなんとなくどよーんとしています。そういう時にバレンシアの雲一つない青空と太陽が恋しいなと思いました。もちろんスペインがよくて日本がわるいとかではないです。日本の夏の空と入道雲もいいなぁと思います。※決してかぶれてるわけではありません!笑
・ご飯が美味しい
やっぱり日本のご飯は美味しいです。どこで食べても美味しいし、安いし早い。最高です!!!
不思議な感覚
日本に帰国し、現在は一旦実家に戻っています。
実家に着いて次の日の朝、目が覚めると、スペインに一年間いたことが夢だったんじゃないかというくらいあっさりしていました。あれだけ濃い一年だったのに... この感覚は二年間エルサルバドルで活動して帰国し、次の日の朝目が覚めた時も同じような感覚になりました。ノスタルジック?サウダージ?なんか違う...
本当に自分はスペインに行っていたのでしょうか...笑 この不思議な感覚、誰か分かる人いませんか?笑
今の気持ち
海外に長期で滞在し帰国したときに思うことは、「もってるちからを使い果たしたな~」ということ。
スペインワーホリに行くためにたくさん手続きしたり、準備したり、現地でもうまくいかないことや嫌なこと、嬉しいこと、いろんな人に会えたり経験したり、日本で生活していたら当たり前に過ぎていくことが新鮮に感じられることなどなど。それらが全部不思議なちからのようなものに感じます。
ワーホリが終わって日本に帰国し、家で一息つく時、「あ~もってるちから全部使ったな~」とシミジミしてしまいます。
燃え尽きたというより、やり切ったなぁという感覚に近いです。
これは現地にいる時は普通に使えていた「ダメで元々」「少しの前進で大成功」「絶対に諦めない」「でも幸せのハードルは低く」等の考え方も同じです。
帰国と共に全くなくなってしまいます。
エルサルバドルから帰国した時もそうだったけど、これは少しずつ戻ってくるんじゃなくて、ある日0→100にいきなり戻る感じ。そうするとまた海外だったり何かに挑戦したくなる。多分今回もそんな感じなんだと思います。
まとめ
さて今回はスペインワーホリを終えて、現在の自分の心境を書いてみました。
帰国していろんなことを考えますが自分は、この時期にワーホリでスペインに行き、バレンシアを選んで、そこで仕事や野球ができて本当に幸せな一年間を過ごせたと思っています。
特に何かを残してきたわけではないけど、やりたいことを見つけて、少しずつそれを実現させていくということはとても楽しいことだと思います。
今後はこれらの経験を活かしてやりたいことがいくつかあるので、それに向けて動いていければと思います。
ということで淺沼冒険物語スペインワーホリ編は終了ということで!笑
めでたしめでたし!
ブログは更新頻度が格段に落ちると思いますが、細々と続けていこうと思います。
よろしくどうぞ。
Gracias Valencia!
Gracias España!
Gracias por todo!
Vivieron felices y comieron perdices.