のぶろぐ | スペインで野球ときどきベースボール

サッカーの国スペインのバレンシアで野球をしながらスペインの日常を記す冒険の書(2020年3月に日本に帰国)

ドラゴンクエストと自分の人生観

みなさん こんにちは。

アサヌマ です。

 

皆さんは「ドラゴンクエスト」というゲームソフトを知っていますか?ドラクエの愛称で親しまれているこのゲーム、おそらくほとんどの人が名前を聞いたことがあると思います。ドラクエのテーマ曲を聴いたことのある人も多いのではないでしょうか。

自分はこのゲームが大好きなのですが、それはゲーム自体が面白いだけでなく現実の世界でも活かせることが多くあるからです。

今回は、自分が思うドラゴンクエストの魅力をお伝えできればと思います。きっと皆さんの役に立つこともあるのではないかと思います。

『「ドラゴンクエスト」や「RPG」から学べること』等のことは他にもいろいろな人が記事にしたり本に書いていたりと熱く綴っているので、少しかぶってしまうこともあると思いますが自分なりの観点でお伝えできればと思います。

ドラゴンクエストとは...

ドラゴンクエストシリーズは現在まで11まで発売されており、初代『ドラゴンクエスト』は今から34年前に発売されました。プレイヤー自身が主人公となり、世界を脅かす魔王を倒すために壮大な冒険物語をしていくという日本を代表するロールプレイングゲーム(RPG)です。

現実ではなかなか味わうことができない壮大な物語と中世ヨーロッパをモデルにしたファンタジックな世界観が体験できるゲームです。

ドラクエ堀井雄二さんの作るストーリー、『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』などの漫画を描いている鳥山明さんのキャラクターデザイン、すぎやまこういちさんによるクラシック音楽をベースにした壮大なBGM、これらが結集されドラクエができています。

ドラクエの舞台のモデルは中世ヨーロッパ。自分がワーホリしているスペインにも中世の建物が多く残る街並みが広がります。街を歩くときはドラクエの街のBGMを聴いたり、お城に入る機会があればドラクエのお城のBGMを聴いたりというようにドラクエの世界を体験したりするようなことをたまにしたりします。笑

ちなみにシリーズ中で自分が一番好きなのは『ドラゴンクエストV天空の花嫁~』です。生まれて初めてやったゲームで、子どもの頃に父親の部屋で見つけてこっそりやったのが最初の出会いです。それからは親が寝てからこっそり夜な夜なプレイしていました。結果そのゲームが自分史上一番好きなゲームになりました!(ドラクエVについて話すと止まらなくなってしまうので別の機会に。)

ドラクエが教えてくれること...

 早速ですがドラクエが教えてくれることを箇条書きしていきます。

・最初はみんなレベル1。

・自分から進んで街の人に話を聞くことで、重要な情報を得ることができる。

・重要アイテムを手に入れたり、重要人物を見つけたりすると次の重要アイテムや人物の手掛かりが分かる。(ドラクエはある種のお使いゲーム)

・大人になると移動手段が増える。行動範囲が広がるが、その分どこへ行くかは自分自身で決めなければならない。迷うこともある。でも今まで知らなかった世界や展開が広がっている。

・しかし調子に乗ってどんどん進むと知らない間に強い敵しかいないエリアに行ってしまい、レベルが足りずに全滅。

・遊び人(職業)がレベル20でかなり強い職業の賢者になれる。好きなことを突き詰めればその分野のプロフェッショナルになれる。

 ・レベルが上がると新しい技や呪文を覚える。(自分の場合は西単語を覚えることで強くなる)

・レベルを上げて少しでも呪文(スペイン語)を覚えて次の街や大陸へ。

・戦うことを怖がっていては、会心の一撃を出すことはできない。

・全滅してしまうとお金は半分になるが、経験値は無くならずに残っている。

・間違った道の先には宝箱がある。

・しかし調子に乗って宝箱を開けまくると、ミミックひとくいばこにやられてしまう。

・レベルが低いからこそ強い装備に投資をして、より高い経験値を稼ぐ。(特技や資格など何でもいい)

・回復を呪文や道具にだけ頼っていると徐々にMPがなくなってジリ貧になる。なので体力や防御力を鍛えて上げる。(疲れに耐えられる身体をつくる)

メタルスライムは倒せばものすごい経験値を得られるが、防御力が恐ろしく高く、すぐに逃げてしまう。(大チャンスはすぐに逃げてしまう)

ルイーダの酒場で酒を飲んで冒険に参加せず愚痴や不満ばかり言う人は、魔王を倒すのに何の貢献もしないため、ストーリー上いてもいなくてもあまり変わらない。

・強くなる人はレベルが低くても強いパーティに参加し、どんどん戦ってレベルを上げスキルや呪文を覚えて強くなっていく。

・ある程度なんでもできる人は序盤で重宝されるが、中盤・終盤は何かに特化した人のほうが活躍できる。

・適度な転職をすることでいろいろな職業のスキルを身に着けることができ、一人で何人分の働きができる。(魔法戦士、賢者など)

まだまだあるのですが、これも止まらなくなってしまうので今回はこんな感じで!笑

このように現実で活かせそうなことをたくさん学ぶことができます!

素晴らしいCMたち

ここでCMタイムにしましょう。ドラクエのCMは個性的で面白いCMばかりです!

まずは山田孝之さんが出演しているCMです。


ドラゴンクエストヒーローズⅡ 双子の王と予言の終わり「山田は呪文をとなえた」篇

実際に会議で言ってみたくなりますよね!!!

山田孝之さんは筋金入りのドラクエ好きとして有名で、それが高じて某ドラマの主役にも抜擢されました。他にも本田翼さんや中川翔子さんなどもドラクエ好きとして知られています。

 

続いてこちらのCM


ドラクエ30周年記念『ドラクエXI』特別映像「あの頃、僕らは勇者だった」

全部共感してしまいます!「とにかく早く帰りたくて」「もうちょっとが止まらないんだよな~」「こっちは魔王だよ...」このCM見るだけでニヤニヤとウルウルが止まりません!!!

 

最後に「ドラクエ6幻の大地~」のCMです。このCMのロケ地はスペインで、出演者たちもスペイン語で会話しています。 


ドラゴンクエスト6 幻の大地 CM

ドラクエの魅力

ゲームの主人公たちと同じように、小さな子ども一人ひとりが世界を救うためにテレビの前に座って冒険をする。たかがゲームですが、その世界の平和を取り戻すために冒険に出る。現実で「自分はいてもいなくても同じなんじゃないか...」と悩んでる子どもたちもドラクエの世界では自分自身が主人公勇者になれる。ゲームの中の自分の活躍に勇気をもらえます。何度も失敗したり全滅したり、道を間違えたり、時には冒険の書が消えたり、、、それでも諦めずレベルを上げて仲間を増やし、世界を平和にするために奮闘する。

そして勇者が困難を乗り越えた先には明るい未来が待っている。

この勇者という言葉。おそらくドラクエで一番よく聞く言葉だと思います。なんだか元々特別な能力があって選ばれた人という感じがしますが、辞書などではシンプルに「勇気のある人」などと記載されています。また堀井雄二さんはこの勇者を「諦めない人」だと語っています。つまりどんな人でも勇者になることができる。

ドラクエの大きな魅力はこの「裏切らない」ことだと思います。負けても失敗しても諦めずにやり続ければ必ず報われる。

その中で今回紹介したようなことも自然と学ぶことができる。

 

子どもの頃、親に怒られると分かっていても夜な夜なドラクエをするほど何かに熱中する気持ちがあったのに、大人になって気が付けば「できない」「やりたくない」と嘆いてしまうことが多くなってしまいますよね。だからこそあの時のワクワクを忘れないようにしたいです!

実際に子どもの頃、ドラクエのように友達同士で勇者、戦士、僧侶、魔法使いとかを決めて一列になってカクカク街を歩いたり、家やお店に入るときにザッザッザッと入ったりした人このとある人も多いのではないでしょうか。

「世界の平和を取り戻す」という目標に向かって考え、行動し、失敗して反省し、また挑戦する。ドラクエPDCAサイクルを学べる最高のツールだと思います。

 

しかし実際現実はそんなにうまくいくわけないのですが、このように考えると少し楽しくなることもあります。

だいぶ一人で熱くなってしまいました...(反省)

そろそろ終わりにしようと思います。

 

最後にドラクエの生みの親、堀井雄二さんはこのように語っています。

「人生の主人公はあなた。あなたを幸せにするのはあなたしかいない。あなたが主人公で面白い物語にしてください。誰かの人生の脇役じゃない。だから人の目を気にしたり、人と比べたりしないで、ちゃんと自分を生きればいい。人生はロールプレイング。」

 

さいごまで よんでいただき ありがとうございました。

この きじは さんこうに なりましたか?

➡ はい

  いいえ

 

To be continued.

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